コラム②(土地探し編)

まず、大前提として、どんなに高度な生産設備を備えた工場や超一流の職人と言えど土地を造ることは出来ません。
譲る人と譲り受ける人が存在して初めて譲渡が成立するという表裏一体の関係があります。
そのため、多くの人が土地を求めて不動産屋さんを訪れたり、サイトの入り口をクリックすると思います。
もちろん、不動産屋さんの斡旋なしで個人取引も可能ですが、それなりの知識のある人を除いておすすめできません。
遠方に引っ越しされる知人から格安で土地を譲り受けたところ、実は法的な制限で思うような家が建てられない、まったく建てることが出来ないというトホホな事例があります。
すでに、家があるからと言って無条件に建て替えが出来るわけではありません。
不動産屋さんを介すればそのようなリスクは回避できます。
法的な制限、インフラの整備状況、土地の権利関係など不動産屋さんが調査して教えてくれるからです。
これを重要事項の説明と言って、不動産屋さんはお客様に書面で説明する法的義務があるんです。
では、重要事項の説明に対する落とし穴を回避するための重要事項の説明をしたいと思います。(笑)
多くの場合、その説明を受ける段階は道半ばを大幅に過ぎた時点と思われます。
理想の土地に巡り逢い、夢のマイホーム生活を妄想して脳内お花畑の状態でも、ここは踏ん張りどころです。
書面に記載されてる内容は、絶対に全て理解して下さい。
まるで、中国語圏の国の文章みたいに難しい漢字が山盛りで、口頭での説明を聞いても魔法の呪文のように聞こえるかもしれませんが、わからない、理解できないことはどんどん質問して下さい。
いっそのこと、「小学生にも分かるようにお願いします」くらいのノリでもかまいません。
☆飽くなき探求心を遺憾なく発揮して下さい。(笑)
契約前の形式的な儀式程度に思ってたら後々、思わぬ出費や小骨が喉に引っかかった不快感を引きずることになります。
つぎに、重要事項の説明に含まれない重要事項の説明と思いましたが、眠くなったので次回にします。
それでは、今宵はここまでにいたしとう御座います。(笑)。